スコットランド女王の恋愛ドラマ『レイン』

レイン日本では大河ドラマというジャンルがあり、我が国の歴史に焦点をあてた物語が毎年のように制作されています。海外でもかつての女王などを主役においた作品が作られていますが、日本とは少しスポットの当て方が違うようです。

2013年10月にはじまった『レイン』も、アメリカならではの視点で描かれたむかしの話であり、日本の歴史ドラマとは一線を画しています。歴史ドラマの壮大さが苦手という人でも、このドラマならきっと気に入ることでしょう。

《彼の女王メアリー・スチュアートの青春を描くドラマ!?》

『レイン』はかつてのスコットランド女王メアリー・スチュアートが主人公のドラマです。メアリー女王と言えば、イングランド女王だった従姉エリザベスのライバルとして取り上げられることが多く、知らない人はいません。

ですからメアリーを主役においた物語と言えば、多くの人が「スコットランド女王」の一生に焦点をあてた、一大歴史物語を想像することでしょう。ですが同ドラマは彼女の青春時代のみにスポットをあてた作品となっています。

おかげでストーリーには政治的な問題はほとんど入らず、メインとなっているのは、女王と男性との三角関係などの恋愛についてです。よって16世紀の歴史的な話であるにも関わらず、ライトなラブロマンスに仕上がっています。

《性交シーンにも力を入れている?今までにない、大胆な試み》

さらに制作陣が少し変わった方々なのか、面白い試みがなされているようです。なんと地上波でのオンエアと同時に、ネット配信で放送基準を大きく超えた、濃厚なエッチシーンを入れたバージョンを発信するということをしました。

年齢制限がついてしまうほど過激な内容ではありませんが、性交の描写をより濃くしたということには変わりありません。上記は、これから地上波でも大胆なシーンを映せるようにするための布石、と考えることもできます。

昨今は過激な表現については、モザイクがつくなど規制がかなり厳しいものとなっているそうです。ブルーレイなどでは、放送時にカットした場面を特典としてつけることも普通となっており、表現の新たな形ととらえることもできます。

《ハーレムでも体力が持つのは、女性だから納得できる設定》

『レイン』自体、恋愛をメインにすえたせいか、ほぼ全編に渡って男女の話となっており、セックスシーンもよく入るそうです。主人公のメアリーが女王という国の頂点とも言える立場なので、まさに逆ハーレム状態と言えるでしょう。

もし男性が主人公だった場合は、逆に恋愛や性交シーンで大半を占めるのは難しかったかもしれません。男性はどろどろした恋愛だけでは物足りなく感じるでしょうし、何人もの女性と交わるだけの体力があるのも非現実的です。

仮に16世紀にすごい効き目の精力剤などがあったなら、絶倫に見えても納得できるかもしれません。ですが以上の観点から見ても宮廷ハーレムものなら、主役は女性の方が自然で合理的と言えるでしょう。