原作や映画との比較を楽しむ

あなたは漫画や小説が原作となったドラマや映画は好きですか?原作に強い思い入れがある方の場合、そのイメージが壊れてしまうことを嫌って、あまり見ないという方も少なくありません。
漫画や小説と、映画、ドラマでは表現の方法がまったく異なっていますので、多少ズレが生じてしまうのも仕方のないことです。
また、作品によっては意図的に原作から遠くかけ離れたものにしてしまうというケースもあるようです。

アメリカの人気ドラマ「ウォーキングデッド」なども原作はアメコミで、登場人物の設定などは原作とはまったく異なっていますが、それぞれを比較して楽しんでいるという方も少なくありません。

そこで、日本のドラマも原作や映画と比較しながら楽しんでみてはいかがでしょうか?考え方によっては、同じ作品であっても、さまざまな解釈で楽しむことができますので、よりお得な方法とも言えるのではないでしょうか?

《原作との違いの楽しみ方》

たとえば、近年ドラマで大ヒットしている「孤独のグルメ」も原作は漫画です。
では、このドラマの場合は原作とドラマではどんな違いがあるのでしょう?さまざまな点が異なっていますが、まず、一番に挙げられるのが、主人公の人物設定です。
漫画を見た後に、ドラマを観ると、主人公の人物像にかなり違和感を覚える方が多いはずです。

もちろん、同一人物という設定ではありますが、実は年齢が違っているのです。このドラマの場合、原作のストーリーを忠実に再現するのではなく、漫画の世界の少し先の話を描いているのです。
なので、原作ではまだ若く、ちょっと気の短いところのある主人公ですが、ドラマの方ではかなり穏やかな人物として描かれています。そこに、主人公の人間としての成長を見ることができれば、この作品をもっと楽しめるようになるでしょう。

《原作・映画との違いをたのしむ》

原作と映画、ドラマが存在する作品も少なくありません。近年注目された作品を例に挙げてみると、「デスノート」がその代表です。
原作は大ヒットした漫画ですが、その後に実写映画化されています。そして、近年、ドラマ化もされました。

「デスノート」については、映画の方は細かい違いはありますが、基本的には原作に忠実なストーリー展開となっています。
しかし、ドラマについてはキャラクターの人物設定から、ストーリーまでかなり手を加えられています。そのため、賛否両論ありましたが、それぞれを比較しながら楽しむことを考えると、かなり見ごたえのある作品と言えるでしょう。

この他にも映画として大ヒットした「リング」にも原作となった小説がありますし、映画ヒット後にはドラマも作られています。さらに、アメリカで別バージョンの映画まで作られていますので、これをすべて比較してみるのも面白いかもしれません。じっくりと見てみると、それぞれのキャラクターや、主人公(?)である貞子の人物像にも微妙な違いがありますので、おもしろい発見ができるかもしれません。

このように、原作とドラマを比較しながら観るのも楽しいものです。原作のイメージが壊されてしまう…と嫌うのではなく、比較しながら、すこし違った角度から楽しんでみてはいかがでしょうか?するとその作品の新しい魅力を発見できるかもしれません。