『フレンズ』のあいつがロサンゼルスで活躍!?『ジョーイ』

dirt 大人気シチュエーション・コメディ『フレンズ』には、スピンオフ作品がありました。アメリカの人々を魅了したキャラクター、ジョーイにスポットをあてたもので、タイトルは人物名と同じ『ジョーイ』というストレートなものです。

大人気ドラマのスピンオフということでスタート当初はかなりの人気を博しました。残念なことに、思ったように視聴率が伸びず2シーズンで終わりましたが、ちょっとした暇つぶしとして見るぶんには十分に楽しめるでしょう。

《天然でモテる主人公の充実した性生活と仕事のストーリー》

本作品の主人公をつとめるジョーイは『フレンズ』でメインをつとめたキャラクターのひとり、ジョセフ・フランシス・トリビアーニ・ジュニアです。彼は学業よりも女の子との遊びを優先するような人物として描かれていました。

主要人物のなかでは一番女性にモテていたキャラクターだったので、当然今回も女性がらみの話が少なくありません。むしろ話の大半は、彼が気に入った女性に対して手を出そうとするエピソードと言えるでしょう。

しかし、ジョーイは性格が悪いわけではなく、いわゆる「天然のおばかキャラ」なのでどこか憎めません。さらに要所要所でいいところも見せるため、「愛すべき三枚目」として視聴者たちはきっと親しみを感じることでしょう。

《ゴージャスでセクシーな女性をはじめとしたゲストにも注目!》

また、物語の脇を固める俳優陣も魅力的な人々ばかりです。主人公の姉役をつとめるドレア・ド・マッテオや『チャーリーズ・エンジェル』で有名なルーシー・リューなどセクシーな女性たちが次から次へと登場します。

俳優が自分役でゲスト出演することが多いのも同作の特徴のひとつであり、ジェイ・レノやカルメン・エレクトラ、ケビン・スミスなどが出ています。毎回ではありませんが、ゲスト陣の豪華な顔ぶれは一見の価値ありです。

笑いがあり、セクシーなシーンもあり、登場人物ひとりひとりのキャラも魅力的に描かれており、まさに売れる要素しかないドラマと言えるでしょう。では、なぜ今いちヒットせず、たった2シーズンで終わってしまったのでしょうか。

本家を知る人には物足りなかったが、単品としては十分に良作!》

原因はいくつか考えられますが、やはり『フレンズ』のスピンオフだったという事実が大きいのかもしれません。10年見続けた熱烈なファンたちにとって、『フレンズ』という作品は特別な傑作として心に残りました。

当然「あのフレンズのスピンオフ」となれば、ハードルは一気に上がります。前作より上でなくても、最低でも同レベルは求められます。しかしジョーイひとりの物語では、名作とまでなることは難しかったのでしょう。

ただ『フレンズ』の新シリーズとしては物足りなくても、シチュエーション・コメディとしては十分に良作です。新たな舞台ロサンゼルスでのセクシーな女性との出会いを、視聴者もジョーイと一緒に楽しんでみてはどうでしょうか。