ドラマより面白いリアリティ番組

90年代後半から2000年代に入ったばかりのころ、さまざまなドラマ的なリアリティ番組がとても高い人気を集めていました。
残念ながら「やらせ疑惑」が絶えず、近年ではやや人気が衰えてしまっていますが、そんな疑惑を吹き飛ばしてしまうほどのパワーを持った番組も少なくありませんでした。

もちろん、すべての番組がやらせだったわけではありません。多少の演出はあったかもしれませんが、出演者の予想外の行動が、ドラマよりもずっと面白くしてくれることも少なくありませんでした。

そこで、ここでは日本のリアリティ番組の中でも特に強烈なインパクトを持っていた番組をご紹介してみたいと思います。

《出演者の圧倒的パワーが魅力!「マネーの虎」》

2000年代初頭に、とても高い人気を集めたリアリティ番組の一つが「マネーの虎」です。現在でも、伝説の番組として語られることが多いので、タイトル位がご存じの方が多いのではないでしょうか?

この番組は「虎」と呼ばれる出資者が志願者のプレゼンを受けて投資するかどうかを決める…といったシンプルな構造のものです。
しかし、出演する「虎」も、志願者も個性的な人がとても多く、もともとは深夜帯でスタートした番組でしたが、ゴールデンタイムに進出したほどです。

この番組の見所の一つとなっていたのが、虎と呼ばれる社長同士の衝突です。時には志願者もそっちのけにして、虎同士で激しく口論するシーンもありました。
特に、意見が衝突することの多い、元リサイクルショップチェーンの堀之内社長とカフェチェーンなどを現在でも全国に展開している貞廣社長…そして、輸入車販売で当時大成功を収めていた南原社長と人気ラーメン店の川原社長などが同時に出演すると、ワクワクしてしまうほどでした。

もちろん、強烈な志願者も少なくありませんでした。出資する立場である社長を避難する強気な志願者もいましたし、あまりにもデタラメなプランを持ってきて、社長たちに袋叩きにされてしまう志願者も少なくありませんでした。

実はこの志願者の中には2016年に大ブレイクを果たしたピコ太郎こと、古坂大魔王もいたというのですから驚きです。

この番組も、やらせ疑惑が絶えませんでした。ですが、実際にこの番組で手にした資金を元に大成功した方もいらっしゃいます。なので、基本的にはやらせはなかったのではないか、と私は考えています。

ちょっとだけ、この番組の本来の楽しみ方とはちょっと違っているかもしれませんが、番組終了後の出演者のことを調べてみると、さまざまな実が出てきます。
当時大成功を収めていた社長が現在では、見る影もない…なんて悲しいこともありますが、当時番組でお金を獲得できなかった志願者が大成功をしている…なんてこともあるようです。
もう10年以上前の番組ですので、状況が変わっているのは当然のことです。なので、現在の状況とあわせてチェックしてみるのもいいかもしれません。

リアリティ番組も、個性的な出演者が揃えば、ヘタなドラマよりもずっと面白くなることもあります。台本のないストーリーが大好き…という方は、ここでご紹介した「マネーの虎」をはじめとするリアリティ番組もチェックしてみてはいかがでしょうか?