「シタギナシ」女の住むアパート、23号室の小悪魔

23号室の小悪魔 「23号室の小悪魔」(原題: Don't Trust the B---- in Apartment 23)は2011年のアメリカンドラマ。超エロティックで、かつ、超笑えるコメディです。原題の「B」は「Bitch」(あばずれ)。主人公の同居人がとんでもない非常識であばずれ女という設定が、けたはずれに面白いストーリーになっています。



《田舎娘に都会の生きかたを教える、あばずれ女のエロティックなドタバタ》

主人公は、田舎育ちの純情な女子ジェーン。大都会ニューヨークで働くため上京しますが、入社初日に会社が倒産してしまいます。社宅として住むはずだったマンハッタンの高級アパートも追い出され、家さがしをはじめます。ルームメイト募集でアパートをみつけ、ニューヨークの都会的ギャル、クロエと共同生活をはじめることになります。

クロエは実はとんでもない詐欺師であばずれ女。ジェーンのカレシが遊びに来たところを誘惑してテーブルの上で激しくセックス。ジェーンはそれを目撃します。彼女はカレと別れることになりますが、「彼の本性をみせてあげたの」とクロエは親切を主張。そんなクロエに振り回されながらもしだいにジェーンは都会になじんでいき、自身もエロティックにアーバンに変身しようと努力します。

物語の中心は主人公ジェーンではなく、「小悪魔」と呼ばれるクロエ。彼女は日本で人気のマンガの主人公のモデルとなっている、という設定もあります。マンガでのクロエの名前は「シタギナシ」(下着なし)。いつもノーパンで過ごしているのを、オタクのマンガ家がバーでみつけて興奮して描いたマンガ。ジェーンは、日本料理店で客や従業員から「シタギナシ」とスター扱いされるクロエにあこがれ、自分も下着をはかないことにします。

コメディですが、ついつい勃起してしまうようなドラマです。男性がこのドラマを見て興奮しないようならバイアグラが必要なのかも知れません。

《とにかく出演者がオモシロイ》

主役のジェーン(ドリーマ・ウォーカー)はむしろ端役。ドラマの実質的な主人公は、ルームメイトであるクロエ。演じているのはクリステン・リッター。元はファッションモデルで、すらりとした美人です。主に映画で活躍していて、「ベガスの恋に勝つルール」「お買いもの中毒な私!」「ある日モテ期がやってきた」「彼氏と彼女の不都合なセックスのこと!」など、コメディ映画を中心に出演。セクシーな役やトンデモ女の役で、魅力を爆発させています。

クロエの元カレは俳優という設定。ジェームズ・ヴァン・ダー・ビークが本人役でレギュラー出演しています。ジェームズはドラマ「ドーソンズクリーク」のヒットで人気スターとなりますが、その後はさっぱりヒットがありません。実際のシチュエーションをそのまま使った自虐ネタが大ウケしました。

ドラマの第1シーズンは大ヒットしましたが、なぜか第2シーズンで人気が低迷し、打ち切りとなってしまいました。とても残念ですが、第1シーズンだけでもとても楽しめるドラマです。