超人ハルク

超人ハルク 主人公は普通の人間でしたが、超人ハルクへと変身できるようになり、激怒することで目が白くなり皮膚が緑色に変色して、怪物のようになってしまいます。

見事な肉体美はボディビルダーのもの

その肉体は見事としか言いようがありませんが、キャストにはボディビルダーが配置されています。筋肉が盛り上がって着ていた服が裂け、ハルクへ変貌するプロセスが見どころです。

このドラマには悲しい過去があります。主人公の科学者デビッド・バナー博士は、ドライブ中自動車事故で妻ローラを失ってしまったことを悔やんでいます。人間は、いざという非常時には潜在能力、いわゆる火事場の馬鹿力を発揮することがあるといいますが、彼にはその力が起きず、妻を死なせてしまったからです。

その日以来彼は、共同研究者のエレーナ・マークス博士と共に人間が発揮できる潜在能力の研究に没頭していたのです。そしてその研究の結果デビッドは、自らの潜在能力を引き出すためになんとガンマ線を使うことを思いつきました。



激怒したら大男に変身してしまう!

そしてガンマ線を自らの身体に誤って大量に浴びてしまった結果、DNAに変調をきたした彼は、激怒すると緑色の大男に変身するという特異体質となってしまった。しかもその間、超人として活動している自分にまったく記憶がないというのですから困ったことになりました。

毎回のストーリーは、デビッドが旅先でさまざまな人々と関わり、色々な出来事に巻き込まれる形でハルクに変身して騒ぎを起こしてしまい再び放浪の旅に出るという哀しいストーリーです。なんだか切ないですよね。

2003年には映画「ハルク」が製作されましたが、その設定やストーリーは違っていました。また、2008年にはスタッフ、キャストを一新した映画「インクレディブル・ハルク」が製作されました。

マッチョ・ボディが見たい人にとってはこのドラマほどその願望をかなえてくれるエンターテイメント作品はないかもしれません。ちなみにかのプロレスラー、ハルク・ホーガンが80年代に『ロッキーⅢ』に出演したことで人気を得て、さらにプロレスのチャンピオンになってことで、『超人ハルク』はホーガンが主演しているのだと勘違いされる事案が増えたのだそうです。

確かに出ていても何も違和感はないですが、ホーガンは「良く聴かれるんだけど、俺は出ていないよ。バケモノと比べられるなんてあんまり気分の良いものじゃないね。」と当時のインタビューでこのようなことを答えていました。

特殊能力・果てしないパワーは誰でも欲しいです。しかし無理をして怪物化してしまったら人間の感情すらなくなってしまうのですから、普通の人間でいることの方が良いのかもしれませんね。