手術中にもエッチな痴話げんか、グレイズ・アナトミー

グレイズ・アナトミー 「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」は2005年にスタートし現在も放映中のメディカル恋愛ドラマ。「ER」の大ヒット後、ドクターが主役のドラマが次々に登場しヒットしていますが、その中では異色の「恋愛」に軸をおいたヒューマンドラマです。「アナトミー」とは解剖学のことですが、特殊な治療や高度な医療を描くことはなく、もっぱらドクター同士の恋愛模様や、セックスをストーリーの中心に置いています。

《医療ドラマなのに恋愛とセックスばかり》

主人公メレディス・グレイは、研修医として新しく勤務を始める前日に、バーで出会った男性を飲んだ勢いで「お持ち帰り」して激しいセックスをします。ところが翌朝、初出勤してみると昨晩のエッチの相手は同じ病院のドクター。しかも既婚者でした。そんなきっかけで始まる、シアトルの病院を舞台にしたドクターたちの恋愛模様を描いています。

ドクター同士の手術中の会話も痴話喧嘩だったり、クドいていたりとトンデモナイ感じ。次々と起こる恋人たちの行き違いもドラマのおもしろさのひとつです。放送開始直後からアメリカではプライムタイムの1位、2位を争うほどの視聴率となり、たちまち人気番組になりました。ロングランヒットとなり、現在も第9シーズンが放送中です。

《出演者が人気俳優に》

ドラマの出演者たちはあまり有名ではない俳優ばかりです。この番組のヒットのおかげで今や大スターとなった人もいます。主人公の恋人デレク役のパトリック・デンプシーは、脇役俳優でしたがドラマのヒットをうけて、映画「近距離恋愛」に主演、ディズニーの「ブラザー・ベア2」で主役の声優として出演しています。日本でも人気がありますが、21才のときに初めて結婚した相手は、友達の48才の母親だったそうです。

脇役のイザベル役で出演したキャサリン・ハイグルは、既にドラマ「ロズウェル」で人気を得ていましたが、このドラマでエミー賞を受賞し、女優として大きくステップアップ。今ではハリウッドで引っ張りだこの人気女優となりました。

このドラマからはスピンオフドラマもできました。主人公の恋人デレクの元妻ケイトを主人公とした「プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち」です。これも人気番組となり第6シーズンまでつづきました。

病院を舞台にしたドタバタ恋愛ドラマ。軽いようでマジメなドクターたちの面白おかしい姿が人気です。