笑いも涙も家族愛も何でもあり!?『デスパレートな妻たち』

デスパレートな妻たち 比較的近年のもので、笑いあり涙あり色気ありの大人気ドラマのひとつとしては『デスパレードな妻たち』が挙げられます。架空の道路ウィステリア通りで繰り広げられる「盛んな」年頃の女性たちによる物語は長い間愛されました。

全8シーズン180話にもおよぶ物語は、サスペンス的要素やミステリーなどもまじえつつも、あくまでコメディタッチであることを貫いています。疲れのたまった休日などに見るのに、これ以上ないぐらいに適したドラマです。

《全180話!?アメリカで空前絶後の大ヒットを記録した「妻たち」》

本国アメリカで大人気になり、2004年から2012年までの8年間放送されていた『デスパレードな妻たち』は、日本でも熱狂的なファンを獲得しました。主役の大半が女性であるにも関わらず、男女両方から支持されています。

サスペンスやミステリーというジャンルもあいまって、知らない人は日本の昼ドラのようなものをイメージするそうですが、実際は全く異なるもの。アメリカらしくファッショナブルでゴシップにあふれたポップなドラマです。

『セックス・アンド・ザ・シティ』や『ゴシップガール』が好きだった人ならば、間違いなく楽しめるでしょう。少々キャラクターが多過ぎるきらいがありますが、それぞれの個性が強烈なので覚えられないことはないでしょう。

ドラマタイトルのデスパレートは破れかぶれ、あるいは死にものぐるいという意味。物語中には相手の男性に睡眠薬の入ったお酒とバイアグラを飲ませて眠っている間に子供を作ってしまおうとするグロリアという女性のエピソードもあり、信じられないほどのテンションで話が進みます。恐ろしいような、それでいてつい笑ってしまう雰囲気は、このドラマ独特のものです。

ちなみに、バイアグラ+睡眠薬+アルコールは多分あまり身体にいい組合せではないので試してみたりしないでくださいね。バイアグラも睡眠薬もれっきとした医薬品ですから、きちんと病院で処方を受けて安全に服用したいものです。

《思わず涙もほろり?エロとコメディだけが売りではない!》

ただ、エロティックとコメディが売りのドラマかと言えば違います。恋愛だけでなく友情や家族愛といったテーマも扱っているので、たまに涙してしまうことでしょう。まさに笑いあり涙あり、コメディの王道というわけです。

さらに前述したようにとてもファッショナブルな作品でもあり、出演者のヘアスタイルや服装も毎回目が離せません。若い女性たちにとってはあまり参考にはならないかもしれませんが、美しいマダムを目指す女性は必見です。

また登場人物たちが住む架空の街もすばらしい場所で、きっと視聴した多くの女性たちが「あんな場所に住みたい」と憧れたことでしょう。夫婦で見たあとは妻が影響されて浮気に走らないかと男性は心配になるかもしれません。

《ミステリー要素も十分あり!男女問わず楽しめる!!》

しかし、単に盛りの時期の妻たちの日常が描かれるだけでは男の人にとってはつまらないでしょう。同作が性別問わず人気を得たのは、彼女たちの日々とは別にシーズンごとに1つの大きな謎を解明していく話があったからです。

最終シーズンは完結させないといけないこともあり、あまり重大な問題は起きませんでしたが、他のシーズンではしっかりと謎があります。ですから、女性の日常ドラマには興味がない、という方もきっと楽しめるはずです。

ひとつ問題があるとすれば、人気シリーズだったせいで全180話の超長編になってしまったことでしょう。しかし、一度見始めるとあまりの面白さにあっという間に最後まで見てしまえますので、あまり問題ではないかもしれません。