ビバリーヒルズ高校白書

フレンズとにかくキャラクターの宝庫だった「ビバリーヒルズ高校白書」及び「ビバリーヒルズ青春白書」ですが、日本でも実際のドラマを見たことはないけれどもパロディで知っているという人も多いのではないでしょうか?



《同世代の圧倒的な支持を受ける》

物語はアメリカの高級住宅街ビバリーヒルズの高校に通う若者たちの青春を赤裸々に描いたもので、世界中の同世代から圧倒的支持を集めたことがヒットの要因です。

アメリカでは1990年に放送を開始して、主人公たちの高校卒業のあとは続編『ビバリーヒルズ青春白書』として、10年以上にわたり続けられました。

ドラマの主人公の1人、ブランドン・ウォルシュはスコットランド系プロテスタントの公認会計士である父親ジムと母親シンディの息子。新聞部に在籍して正義感の旺盛な優等生的存在です。目移りしやすいタイプなので多くの登場人物と恋に落ちますが、だいたい一話完結で終わる場合がほとんどです。シーズン5ではにプロポーズして断られるという恥ずかしい目にも。

彼はミネソタの田舎町から高級な街ビバリーヒルズに引っ越してきたばかりの16歳でブレンダ・ウォルシュと双子の兄妹です。田舎から急に金持ちや有名人の子供が通う地元の高校に来た2人をとりまく青春が赤裸々に描かれています。

《ファッションや若者の問題にスポットをあてた作品》

このドラマの人気の秘密は個性あふれる登場人物たちのキャラクターの濃さはもちろんのこと、ファッションにも注目が集まりました。そしてさらに若者が直面していたリアルな悩みにダイレクトにスポットを当てたことで、より心情に訴えかけるものとなったのです。

友情や恋愛、家族問題、さらにはエイズや人種差別問題など、多人種国家であるアメリカならではのさまざまなテーマを取り上げることで、同年代の支持を集めていました。

主人公の双子の兄妹は、引っ越してきた土地で高級車を乗り回すなど、贅沢な暮らしが日常となっている同級生たちに大きなカルチャーショックを受けます。しかしすぐに仲間となり、高校生活を謳歌しだします。そしてブランドンの双子の妹ブレンダはやがて女優を目指すようになります。

こうしたドラマの中で描かれる問題、整形やレイプ、妊娠・堕胎など、あまりにもリアルでかつ身近に起こらないようで起こりうる日常が、女性の人生を感じさせてくれます。10代にして早くもこうした問題と向き合わなければいけないというのは、現代の社会とも共通点を感じます。性の低年齢化というのは歯止めが効かないようです。

当初はアメリカの高校生は凄いなあという感想でしたが、日本でも背伸びした10代が沢山います。今一度「ビバリーヒルズ高校白書」と「ビバリーヒルズ青春白書」を見ることで、ティーンエイジャーの暮らしぶりや気持ちを把握できるかもしれませんね。